東大生が学歴使ってYoutuberになるところを見ると学歴ってオワコンだなって思う
東大生がYoutuberになる時代である。
Quiz Knockやチェリー東大、河野玄斗氏がそうである。
個人的には楽しくこれらのチャンネルを見ているが、俯瞰して見ると東大生が学歴使ってYoutuberになっているところを見ると学歴はオワコンだと感じている。
大学には国から莫大の運営費交付金が送られている。
要は、大学は莫大な国民からの税金で成り立っているのだ。
その中でも多額の運営費交付金が送られているのが、東大だ。
なぜこれほど税金が送り込まれているのかと言うと、文系なら国家の中枢の役人に理系なら海外からの新技術、また新たな飯の種となる産業の発見できる人材を育てるためであった。
決して、Youtuberを育てるためではない。
過去形で書いたのは、もはやその役目を終え、過去の遺物となりつつあるからである。
日本国は今後縮小するフェーズに入っていく。
自動車産業や重化学工業のような大勢の国民を食わせられるような新たな飯の種はもう世界にはない。
国自体も縮小フェーズに入っており、GDPは世界第4位。国家中枢へ入っても、分け前はGDP世界第2位だったころの時代に比べて少なくなるはずだ。
そんな中では、東大レベルの人材は国家中枢に入りたがらないのではないだろうか。
行き場をなくした彼らが、東大というブランド力を使って、早期に利確する。これが東大生Youtuberの正体なのではないだろうか。
今後、首都圏とその他地方によって、学歴に対する求め方は大きく変わるはずだ。
首都圏はより過熱に、地方では学歴の価値が逓減するため求めなくなるプレイヤーも出てくるだろう。
首都圏では減りゆく国家中枢への椅子取りゲームが過熱する。
日本自体が縮小するので、椅子が減るのは当然だ。
減りゆく椅子取りゲームに多額のお金と時間を投資する。貧しくなっていく日本において、それは正しい戦略なのだろうか。
売り家と唐様で書く三代目という川柳が思い起こされる。
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