株式投資と小商い
世の中には現在の管理社会に適性を持たない人種がいる。
ADHDや自閉症スペクトラムと言った発達障害をもつ人種がそうである。
これらの人種の人は、サラリーマンとして勤めることに向いていない。
このような発達障害をもつ人種は、商売をして生計を立てるしかないというのが私自身の考えである。
が、ここでは一旦私の意見は保留にして、多くの人がサラリーマン卒業を考えた時に行うことを考えよう。
多くの人がサラリーマン卒業を考えた時に行うこと。それは株式投資である。
毎月雀の涙ほどの給料からこつこつコツコツ節約をして株式投資を行い、年利3~4%くらいで運用するのである。
積み立てNISAやiDeCoを「節税目的」で利用するのは、筋が良いと思う。
しかしサラリーマン卒業がゴールの人間が、株式投資を行うのは非常に筋が悪い。
考えてほしい。100万円の投資が、1年間上手く運用して103万円になったとして、これでサラリーマンを卒業できるだろうか。
年間300万円で暮らすとしても、1億円を運用しなければ300万円のインカムゲインは手に入らない。
そして、1億円を投資に回せる余裕がある人は、そもそもサラリーマンなどしていないだろう。
キャピタルゲインで増やしていくという反論があるかもしれないが、キャピタルゲインは一時的なものである。
生計を立てるためには、このような不安定な収入を当てにしていては、家長は一族郎党を守ることができないだろう。
では、サラリーマン卒業のために、初めの1歩として何をするべきだろうか。
それは前述の通り、小商いである。
例えば、ブログ・アフィリエイト、不動産、農地がある方なら農業など良いだろう。
私自身、小商いとしてブログと農業を休日にやっている。
ブログは40万円くらい(趣味も兼ねて)投資して作ったが、ありがたいことに毎月1万円ほど入ってくる。
年間12万円、年利で言えば30%である。
株式投資よりはるかに良い運用であることは間違いない。
最もこれだけでは到底サラリーマンを卒業することはできないが、これを元手に新たな商いをすることはできる。
サラリーマンを卒業すると考えているなら、やはりまずはじめにするべきは株式投資ではなく小商いだと私は思う。
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