竹山開拓ものがたり②
子どもの頃から漠然と食糧危機に対する危機感があった。
令和4年度の日本における食料自給率はカロリーベースで38%、生産額ベースで58%だ。
平時のときは良くても、有事には食料不足で苦しむことは容易に想像できる。
そこで中学生のころから、びわや栗など果樹を栽培し始めた。
ズボラな性格なので、米や野菜より手間がかからない果樹の方が向いていると考えたためだ。
大学を卒業し、地元に帰ってきてから、果樹の植林を再び始めた。
山に植えた栗の木は10本を超えた。
今年もまた2~3本植えようと思う。
何故、栗をここまで植えるのかというと、果樹のなかでも栗は栽培しやすく、摂取カロリーが高いためだ。
食糧危機に対する備えとしては非常に良い。
また今年は、栗より摂取カロリーが高いアーモンドの苗木を植えてみた。
上手く育つかは分からないが、ものは試しである。
さくらんぼ。
実家の庭にもさくらんぼの木が1本あるが、さくらんぼは自家不和合性のため、1本だけだと実をつけない。
そのため、実家のさくらんぼを山に移し、新たにもう1本受粉木を植え付けることにした。
さくらんぼがタダで取れたら、めちゃくちゃ良くないですか?(笑)
苗木の植え付けを終えた後、山を散策した。
すると、イノシシの糞らしきものがあった。
山は危険である。
わな猟免許くらい持っておいて、損はないかなと思う今日この頃だ。
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