月10万円貯金していた頃の話
不動産事業を始めるために、月10万円貯金していた頃がある。
24歳から26歳までの期間である。
この期間で150万円貯め、祖父母から融資して頂いたお金と合わせて事業を始めた。
今回はこの月10万円貯金していた頃の話をしたいと思う。
家計簿をつける
月に10万円貯金するために、まず行ったことが収支の把握である。
具体的には、家計簿をつけることから始まった。
家計簿自体は大学時代からエクセルで付けていたが、社会人になってからは紙のノート型に変更した。
クレジットカードで支払いアプリで収支を把握するやり方も考えたが、私は好かない。
自分の手を使って文字を書いた方が、アプリを使う場合より、収支を頭で把握することができるのだ。
日々の家計の収支を暗記するくらいの気概がないと、月10万円貯金することは難しいだろう。
ちなみに私のおすすめは、「らくらく家計ノート」だ。薄くてシンプルなのが良い。また使用時の柔軟性が高いのもお気に入りポイントだ。
10万円のボロ車に乗る
次に車。
地方在住ということもあり、わたしの場合車は必須だった。
買ったのは、10万円のライフ(軽自動車)だった。
購入した時点で走行距離は軽自動車で11万キロくらいはあったはずだ。
この車には、合計4年乗った。
車検を通すときには、至る部品が壊れていたため14万円かかった。
しかしこの車に乗ったおかげで、物件を持てた。
車に100万や200万かけていたら、絶対私は不動産物件を買うことは出来なかっただろう。
だから、この車には恩がある。
地方在住で貯金をする場合、「車にお金をかけない」。これは鉄則になるだろう。
実家に住む
月10万円貯めていたときは、住居費も節約した。
恥を偲んで、実家に住んだ。背に腹は代えられないのだ。
月に2万円だけ親に渡して、あとは出来る限り出費をせずに貯金した。
不動産を購入してからは、一人暮らしに戻ったが、この時の住居費を浮かして出来たお金は非常に大きいものだった。
女・友達と遊ばない
最後に交際費だ。
23歳の頃付き合っていた彼女と別れてから、3年間私は女と一切遊ばなかった。
友達とも出来る限り、遊ばなかった。
お酒は飲まない。タバコも吸わない。パチンコなどのギャンブルも一切しない。風俗も当然行かない。
やっていたことは、畑仕事と読書と筋トレ、オナ禁、それと週に1回のバスケだった。
はっきり言ってストイック。ストイック修行僧とは私のことだった。
女はとにかく維持管理にお金がかかる。
ゼロから商売を始めるため、種銭を作る段階での鬼門はここにある。
女から離れれば、種銭は貯められる。
商売を志すとき、女から離れよう。叩けよさらば開かれん。
まとめ
まとめよう。私が月10万円貯めるために行ったことは以下である。
大志があり、そのためにお金が必要な方は良ければ参考にしてほしい。
①家計簿をつける
②10万円のボロ車に乗る
③実家に住む
④女・友達と遊ばない
この話、実は似たようなことを大家界の大御所である加藤ひろゆき氏も言われている。
貯金する方法はいろいろある。一番簡単なことは、(1)持ち家 (2)ナウでヤングな高級車 (3)結婚をあきらめることだ。
『ボロ物件でも高利回り 激安アパート経営』 加藤ひろゆき著 ダイヤモンド社
結婚・車・マイホーム。これを諦めることが凡人が種銭を作る最も確実な方法だろう。
おはり
コメントを残す