今後の日本で生き抜くために必要なスキルを考える
今回は、今後の日本で生き抜くために必要なスキルを考えたい。
大きく分けると3つあり、それが食料関係、DIY系、地縁血縁共同体の強化である。
・家庭菜園
・釣り
・狩猟
・日曜大工
・自動車修理
・庭作り/庭の手入れ
・縫製
・料理
・介護、保育の内製化
・警備、防犯
次の章から詳しく見ていこう。
食料品は今後高くなる
食料品は今後も高くなっていく。
農林水産省が出す食料品の消費者物価指数の推移でも、2013年からきれいな右肩上がり。
そして、この傾向は今後も継続していくだろう。
なぜなら、一次産業の従事者が減少傾向だからである。
農業従事者は2015年から22%減。
漁業従事者も2003年から10万人以上減少している。
第一次産業に従事している人が減少しているなかで、食料価格が下落する未来は見えにくい。
今後も食料価格は上昇していくと見るのが自然だ。
家庭菜園や釣り、狩猟など自分で食料を取れるスキルがあると、食料価格が上昇する未来においても安心感があるだろう。
・家庭菜園
・釣り
・狩猟
日本円の価値の棄損
2024年現在、日本円の価値は過去と比べて棄損している。
円の実質実効為替レート指数は、95年をピークに下落傾向でその指数は2024年時点で1973年2月の変動相場制移行直後を下回った。
これはつまり、日本円で物と交換しづらくなってきていることを意味している。
日本円で物を買う時代から、自分である程度作る時代への移行期間に入っていると見るべきだ。
つまりDIYである。
・日曜大工
・自動車修理
・庭作り/庭の手入れ
・縫製
・料理
日曜大工や自動車修理、庭の手入れや縫製など、業者に頼むのではなく自分でする。
料理も外食ではなく、自分で作る。
そんな時代に入ってきている。
今までのようにタイヤ交換を業者に頼む、庭の手入れを園芸店に頼む、ズボンを業者に頼んで縫ってもらう、外食に行きまくるような暮らしをしていると、日本円が足りなくなるはずだ。
ここら辺のスキルを身につけ、子どもがいる人は次の時代を生き抜くためにこれらDIY系の知見を伝えていきたい。
地縁血縁共同体の強化
厚生労働省は、2024年度には介護職員が57万人不足すると公表した。
介護が必要な高齢者を支えるために必要な介護職員の数は、団塊ジュニアの世代が高齢者となる2040年度には272万人となり、57万人不足することが厚生労働省の推計で分かりました。国は介護職員の処遇改善などに取り組んでいますが、依然として不足を解消するめどは立っておらず、今後、介護保険のサービスを維持するためにもさらなる対策が求められています。
NHK「介護職員 2040年度に272万人必要 57万人不足に 厚労省が推計」
介護の外製化は限界が来ている。
今後、介護や保育は自分の家庭で行うトレンドになっていくだろう。
と言うよりも、それが出来なかったら個人は死んでいくしかない。
・介護、保育の内製化
・警備、防犯
国家の力が減衰していく中で、個人の身を守るためには地縁血縁共同体を強化するしかないのである。
また経済状況が悪くなるなかで、今後日本の治安は悪化することが予想される。
警察庁は3日、昨年1年間の犯罪情勢統計(暫定値)と治安に関するアンケート結果を公表した。全国の刑法犯認知件数は56万8148件で戦後最少を更新する一方、アンケートで「治安が悪くなった」と回答した人が6割を超え、「体感治安」の悪化が浮き彫りになった。後を絶たない無差別殺傷事件などが影響しているとみられる。
読売新聞オンライン「刑法犯は戦後最少でも6割が「治安が悪くなった」…警察庁調査、無差別殺傷が影響か」
個人の身を守るためにも、家族や地域で結束を作り、警護や防犯のスキルが必要になっていくだろう。
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