不景気に備えて何をアセットに組み込むか

不景気に備えて何をアセットに組み込むか

不景気の足音が近づいている。

アメリカの住宅ローンの債務不履行は急増中。


アメリカの住宅ローン金利の上昇に伴い、おおよそ10人に1人は返済遅延やデフォルト(債務不履行)に陥ったりする恐れがあるという。

世論調査会社シビックサイエンスが今月、ブルームバーグ向けに実施した調査によると、変動金利住宅ローン利用者の70%が金利上昇に伴い、リセット後の住宅ローンの支払いに少なくとも幾らかの不安があると答えている。また、ほぼ10人に1人はローン金利調整後に返済遅延やデフォルト(債務不履行)に陥ったりする恐れがあると考えている。

米変動金利住宅ローン、10人に1人は調整後の返済遅延・不履行を懸念

そんな不景気が近づいてきそうな昨今で、現役世代の我々は何をアセットに組み込めばいいか考えてみたいと思う。

私が考えたのは以下の3つだ。


①現金

①`勤め人としての給料

②砂糖・塩・米などの保存がきく食料

②`家庭菜園や釣りなど食料ルートを確保

③金・銀など貴金属


現金と食料でまず “生き残る”

まず先に考えたのは、生き残るということだ。

生き残るために必要なのは、現金食料の2つである。

これを厚めにもっておくと良いだろう。

万が一のトラブルに備えて貯めておき、いざというときの生活費に使うお金のことを、生活防衛資金と呼んだりするが、この生活防衛資金はやはり生活費の半年~1年分は欲しい。

生活防衛資金は3ヶ月で十分という方もいるだろうが、扶養すべき家族がいる方、私のようなリスク許容度が低い方は最低半年は家族を守るために、現金を取っておこう。

この現金の手に入れ方だが、現金確保ルートに勤め人という働き方を入れておくとベストだ。

勤め人という働き方は大金を手に入れられない代わりに、労働力再生産のコスト(家族を守れるお金)が毎月振り込まれるというメリットを持つ。

これは不景気時にはとてもありがたいことだ。

食料は、消費期限がない、もしくは消費期限が長い砂糖や塩、米、はちみつなどを中心に備蓄しておくと良いだろう。

また不景気がどの程度長くなるかは不明瞭なので、家庭菜園や釣りなど食料確保のルートを景気が良いときから確保しておくと良い。

いざとなったら金・銀を売って、現金(食料)を確保

不景気時に備えておきたいアセットに、金・銀を私は推したい。

金・銀は、株と違い、その物自体に価値を持つ性質を持つ。

資産として取り扱われた歴史も、紙幣や株より長い。

投資商品としてはソリッドな代物だ。

この金や銀を平時に備蓄しておき、いざという時に売って現金に換えるのだ。

①現金、②食料、③金や銀など貴金属

この3つがあれば、治安が相当悪くならない限り、家族を守れるはずである。

おはり。

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