無駄な敵は作るな
無駄な敵は作るな 大学受験の時の話である。 私は、同級生や高校の教師、家族など周りに多くの敵を作っていた。 実力に見合わない高すぎる志望校を同級生に知られ、笑われ、授業を聞かず内職をしていたことで教師から白い目で見られ、…
無駄な敵は作るな 大学受験の時の話である。 私は、同級生や高校の教師、家族など周りに多くの敵を作っていた。 実力に見合わない高すぎる志望校を同級生に知られ、笑われ、授業を聞かず内職をしていたことで教師から白い目で見られ、…
寄進地荘園と節税の歴史 奈良時代の税制度 租・調・庸とは、奈良時代の税の名前である。 そのうちの一つである祖とは、天皇から与えられた田の収穫の3%程度の稲(米)を納めるという税である。 その税の重さから、田を捨て逃亡する…
株式投資と小商い 世の中には現在の管理社会に適性を持たない人種がいる。 ADHDや自閉症スペクトラムと言った発達障害をもつ人種がそうである。 これらの人種の人は、サラリーマンとして勤めることに向いていない。 このような発…
源泉徴収という賢いシステム 毎月、給料明細を見るたびに、「源泉徴収というシステムは実に賢い収税方法だな」と感心する。 この源泉徴収。歴史は古く、1799年にイギリスがナポレオン戦争の戦費調達のために、貴族階級を課税対象に…
方言周圏論と地方の文化 言語学に、「方言周圏論」という仮説がある。 これは、文化や言葉(語や音)は中央から地方にかけて波及するという言説である。 先日、この方言周圏論を肌で体験した出来事があった。 地方の小さな港町に行っ…
論語読みの論語知らずになるな。『学問のすすめ』 福沢諭吉と言えば、一万円札の肖像画になっている人物であり(2024年から渋沢栄一になる)、慶應義塾大学の創設者でもある人物だ。 今回はその福沢諭吉の代表的な著書であり、明治…
なぜ地方より東京の方が消費欲をうながされるのか 地方から東京に出てきた私は、まずその圧倒的な物の量に驚かされた。 服、食、物、あらゆるサービス、全てにおいて東京の方が圧倒的に多かった。 そして東京で日々暮らしていると、私…
国語教育は何故必要なのか? 「何で国語の時間ってあるのだろうか?」 学生の頃、このように思われた方は少なくないはずである。 教師が黒板に書いた画一的な読みを、生徒はただひたすら板書するだけ。そのような現在の国語教育は、意…
なぜ日本語の乱れを指摘する人は後を絶たないのか 日本語の乱れを指摘する人は後を絶たない。 取り分け、避難の的になるのは若者である。 「若者言葉」というのは、何も若者が使う言葉というニュアンスだけでなく、今までの日本語とは…